



ビジネスは、チームの力を最大限に発揮して目標を達成してゆくという点で、登山の遠征隊にたとえることができます。
1人では登れない山も、それぞれの特技を活かして助け合えば頂に立つことができます。その反面、メンバーが十分にコミットせず、チームに貢献もしなければ、互いの力が抑制的に働き、自ら遭難の原因をつくる結果となります。
私が経験したヒマラヤ遠征におけるチームビルディングは、直接生命に関わるだけに、互いの要求がぶつかりあう泥臭いものでした。チームは経験したことのない課題に挑まなければならず、資源も限られています。もちろん、山は「できない事情」には配慮してくれません。

現代のビジネス環境もまた、同じように厳しいものでしょう。今あるマンパワーでそれまでの経験以上の業務をこなしていくことが、常に求められているのです。だからこそ、チームが目標達成していくためには、個人の能力が十分にチームに反映されるが最も重要なのです。
あなたはチームの中で、存分に活動できていますか?あなたがチームを率いているのなら、メンバーの潜在的な能力を十分に引き出せていますか?

組織は人の集合体です。会社では、人が持っている多様の側面のうちの、組織内のポジションという一部だけが顕在化しやすい傾向にあります。しかし、ほかの側面には知識や能力、モチベーションの源泉など、隠された資源が眠っているのです。
「人はアウトカム(目標・夢)を手に入れるためのリソースは(生まれながらに)すべて持っている」これはNLP(※)の前提ですが、チームにも当てはまるのです。

役職、立場、慣行、過去の成功体験などからできてしまった「思いこみ」から脱却し、メンバー自身が可能性に気づいて、チームへの貢献にやりがいを見つける。互いを尊重し、活かし合う関係をつくって、可能性を発揮しても安全な環境を生み出し、素早い目標達成を可能にする。ネイチャーワークスはアドベンチャー研修を通じて、このようなチームを社会に増やしていければと考えています。
ネイチャーワークス 代表 高取剛充
